推しが成人すること

 

推しが20歳になった。去年の9月。20歳になってもう1年が経とうとしている。

別に成人することが嫌だったわけでもないし、むしろやっとみんなとお酒が飲めるねって気持ちがあった(グループ内最年少のため)まあ予想通りめちゃめちゃ弱かったけど…

でも、自分の成人より周りの成人より、推しの成人はなんだかすごいものに感じた。ただひとつ歳を重ねることが、どうしてこんなに胸を締めつけるんだろう?

1年経った今なら文章にまとめられるかもしれない!なんていう身勝手な気持ちに乗せて書きます。推しがまだ未成年だったり20歳になってない人は参考になるかな(ならないよ)なんかこの気持ちも年々薄れてしまいそうだし、まあ個人の記録なので面白くないと思ったらいつでも読むのやめてください。

 

推しが20歳になるその当日にはメンバー全員でのトークショーが渋谷であった。行かない選択肢が自分の中になくて、行った。整理番号は自引きなのにめちゃめちゃ良くて、多分あそこでわたしの運は使い果たしたんだと思う。

推しはめちゃくちゃピュアで、キャラだよと言われるかもしれないけど本当にピュアで、メンバーからも認められるくらいピュアだった。純粋で、まっすぐで、この世の汚れを知らないんじゃないかと思うくらいには純白だった。

だった、って使ってるけど今もだよ。

 

そんなピュアな推しが20歳になる。新規だけど10代の頃の推しは何回も見てきたし、なんていうか、成人することに対してわたしは何らかの拒絶をどこかで感じていた。成人したらどうなるんだろう、と。

別にどうもしないだろと言われたらまあ確かにそうだよなと思うけど、20歳になるということは、10代の頃は法律などで守られていたものが全て可能になるってことだ。

もちろん飲酒喫煙が代表的だけど、いや、ってかそこがまあ不安だったけど…別に飲酒喫煙は20歳になってからなら法律違反じゃないし悪いことややましいことではないのでいいとは思うけど。

でもなんていうか、法律っていうでかいもので守られてたのに、もうそれがないんだーって思ったら途端に恐怖に変わった。たかが他人のことに大げさ!って思われると思うけど、それでも本当にそれが怖かった。

 

禁止されていたことが解禁されるということがここまで怖いなんて初めてで、どう乗り切ればいいんだろうと悩んだ。だってどうしても乗り切れられない、まあお酒は飲むだろうし、喫煙もわからないけどする日がきたっておかしくはない。歌うからやめてほしいというオタク心は置いといて。

ここで大事なのは、楽しむ程度ならいいということだ。わたしが言いたいのは羽目を外したらどうしようというだけで、楽しくお酒を飲んだりするくらいならここまで怖いとも思わなかったと思う。

でもたまにあるお酒を飲みすぎて羽目を外した、みたいな、そういうのが怖いのだ。羽目を外して何かをやらかしとんでもないことになる、なんて可能性が少なくとも出てきてしまうと思うと、推しのそのピュアなところがあるが故に不安だった。

結局蓋を開けてみれば、推しはすごい弱くてあんまりお酒を飲んでないんだけど。まあ何があるかわかんないからなー。推しが気をつけてても周りが勧めたりしたらなー。断れるのかなー。とかそこまで不安が広がる。わたしは推しの親なのかもしれない。

 

っていうか、こんだけワーワー言ったところで推しを守れるのかと言われたらサッパリだった。だから当時わたしのTwitterはめちゃくちゃ荒れてた。何時間に一回は「あと何日…」「どうしよう…」「成人してしまう…」って呟いてた。うるさかっただろうなと思うけど、言わないとモヤモヤするからひたすら呟いてた。

わたしが勝手に感じている恐怖だし、推しはむしろ待ちわびてたっぽいし(まあそりゃそうか)守る術もないし……って思ったらもうなんかただわたしが自分自身でなんとかするしかなくて。

 

当日にイベントがあるから夜行に乗るか悩んだけどバスの中で日付変わるのを見てるのもあれだしと思って前日に昼行に乗って東京に向かった。

まだ覚えてるけど、もうあと少しでつくってところで推しがブログをあげた。それでバスの中で読んで号泣してた…ひたすら泣いてた……えー早いもう1年経つんだ。なんて書いてたかもなんてコメントしたかも忘れたけど、めちゃくちゃ泣いてたし本当に20歳になるんだと思った。

ついた後は推し被りの子の家に遊びに行って日付変わるのを待った。ケーキも買って床一面に生写真とかなんかいっぱい並べて待ってた。日付変わったら音楽流れるようにしようってやった。この時どういう気持ちだったかと聞かれたら、なんともいえない複雑な気持ちだったと思う…

日付変わったその瞬間音楽が流れて2人で大泣きしたなーーー!!本当に20歳になっちゃったんだなーって、生まれた時間、何時だったか忘れちゃったけど、それでも日付が変わったことで推しは本当に20歳になった。

 

それからもう1年が経とうとしてる。どうだった?って聞かれたら、まあいつもと同じ1年だった気もする。そしてやっぱり抱いてた不安感は消えつつある。まあそうだよな。予想してた通りだった。

1年前とは違って、あと少しで21歳になるんだなーと、今はぼんやりと考えてる。

でもいつも思うけど、推しの誕生日をこうして毎年祝えることは当たり前のことじゃないし、一回一回を大事にしたいなって思う。また来年、と思ってても、その来年はどこにも保証されてないんだなって。だから21歳を祝えることが素直に嬉しい。

 

先日、21歳を目前にジンジャーエールを頼む推しがかわいすぎて頭抱えたオタクの独り言でした。